Yagra ドキュメント
Yagra は、ネットワーク機器やサーバーを ICMP・SNMP・API 呼び出しで監視するオープンソースの ネットワーク監視システム(NMS)です。死活・性能・しきい値を追跡し、異常があればアラートを 上げます。Docker コンテナとして配布され、バックエンドは Rust、WebUI は React で構成されており、 数万ノード規模と分散ポーリングを最初から前提に設計されています。単一ノードのスタックは、 書き直しではなく設定だけで、リモート拠点のポーラーや高可用なコアへとスケールアウトします。
クイックスタートワンコマンドでスタック全体を起動し、ログインします。
インストールサポートするすべてのデプロイ構成 — 単一ノードと分散、Docker とネイティブ。
設定リファレンスすべての環境変数、既定値、クランプ範囲。
API ガイド認証、規約、そして生成された REST リファレンス。
AI クライアント向け MCPAI アシスタントに監視状態をリアルタイムで問い合わせさせます。
Yagra ができること
Section titled “Yagra ができること”- アクティブ監視 — ICMP 死活、SNMP v2c/v3(インターフェース 単位の GETBULK 収集を含む)、TLS 有効期限の追跡付き HTTP/URL チェック、DNS 名前解決監視、 読み取り専用の Dashboard API を経由した Cisco Meraki 機器。
- ディスカバリと分類 — IP レンジのディスカバリ、機器の自動 分類、編集できるデバイスプロファイル、収集テンプレート、厳選した MIB/OID カタログ。
- アラート品質 — ドウェル時間によるヒステリシス、フラッピング 検知、根本原因へロールアップする依存関係の抑制、メンテナンスウィンドウ、そして通知チャネル (PagerDuty と Jira Service Management は、発報と解消のライフサイクルにそのまま対応します)。
- パッシブイベント — syslog、SNMP トラップ(v1/v2c + inform、人が読める名前へデコード)、受信 Webhook。いずれもイベントルールで判定し、規模が 大きくなっても検索できます。
- トラフィックフロー — NetFlow v5/v9・IPFIX・sFlow v5 を 専用のフローストアへ取り込み、トップトーカー、ポート、プロトコル、AS 間の通信、オフラインの IP→ASN 補完を提供します。
- 転送 — 受信した syslog・トラップ・フローエクスポートを、 受信したバイト列のまま UDP/TCP/TLS で SIEM やコレクタへ中継する、フィルタ付きのティーです。 正規化した行を BigQuery へ流すこともできます。いずれも出口は 1 か所にまとまります。
- ダッシュボードとレポート — ウィジェットベースの ダッシュボード(共有およびユーザー個別)、依存関係の状態を表示するトポロジマップ、 HTML/CSV/PDF 出力に対応したスケジュールレポート。
- トラブルシュート分析と AI RCA — メトリクス・イベント・ フローを横断するオンデマンド分析(異常検知、相関、キャパシティ、フラップ、スキャン検知など)。 加えて、インシデントの証跡をもとに AI が根本原因を説明する機能(オプトイン)。
- 分散ポーリング — リモート拠点のポーラープールを 拠点に寄せて割り当て、障害時は自動でフェイルオーバーします。store-and-forward で結果を ためるため、ネットワークが分断されてもメトリクス履歴は失われません。
- 高可用性 — 自動リーダー選出とフェイルオーバーを備えた 複数のコアインスタンス。セッションはフェイルオーバーをまたいでも維持されます。
- ユーザー・ロール・SSO — Viewer(閲覧者)/Operator (オペレーター)/Admin(管理者)のロール、ローカルアカウントと併用できる OpenID Connect に よるシングルサインオン、そして誰が何を変更したかを記録する監査ログ。
- AI クライアント向け MCP —
/mcpで公開できるツール群(オプトイン)。 AI アシスタントがステータス・メトリクス・フロー・イベントを問い合わせ、トラブルシュート分析を 実行し、監査付きの限られた書き込み操作も行えます。ネットワーク機器の設定は決して行いません。
このドキュメントの構成
Section titled “このドキュメントの構成”- はじめに — クイックスタート、 インストールガイド、そして設計の背景にある コンセプト。
- デプロイと運用 — 本番運用のトピック: 高可用性、 オブザーバビリティ、セキュリティ。
- 機能 — 機能ごとに 1 ページ。監視や アラートから、トラフィックフロー、 トラブルシュートまで。
- 連携と API — REST API ガイド、生成された エンドポイントリファレンス、そして MCP サーバー。
- リファレンス — 参照用の資料: 設定、 ポートとファイアウォール、ライセンス。
このドキュメントは Yagra の最新リリースに追従します。バージョン間で変わった挙動はリリース ノートに記録されています。その入手先とコンテナイメージのタグ付け方法については 変更履歴を参照してください。